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アジア人材活用・共創へ |
人手不足の時代乗り越える方法 事例発表と戦略議論 |
大阪商工会議所の国際ビジネス委員会(委員長=森島弘光・丸紅執行役員 大阪支社長)と人材育成委員会(委員長=長谷川惠一・エール学園総長)は7月10日、「『アジア外国人材活用・共創フォーラム』~人手不足の時代をどう乗り越えていくのか~」を開く。アジアの外国人材をテーマに、ユー・エス・ジェイにおける外国人材活用戦略に続き、外国人材雇用に関する最新情報を紹介。多様な人材育成や活用に取り組む企業を招き、事例も交えながら、外国人材活用が秘める可能性や今後の課題について、幅広い議論を行う。 中堅・中小企業における人手不足が深刻化する中、事業の継続や生き残りをかけた事業展開(拡大)への取り組みの一つとして、外国人材の活用が注目されている。こうした現状を踏まえ、大商は若い力があふれるアジア人材にスポットを当てたフォーラムを開く。 開会あいさつに続き、基調講演ではユー・エス・ジェイ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の田口雅子シニア・バイス・プレジデント人事本部長が、「~人材流動化時代に、“より選ばれる企業”になるために~」をテーマに、人材の多様化を急ぐ背景や今後の経営戦略などについて語る。 続いて、大阪出入国在留管理局の担当者が、就労可能な在留資格について最新の制度状況を解説する。 パネルディスカッションでは、読売新聞大阪本社の田原徳容・元アジア総局長がモデレーターとして、パネリストにはエール学園、南海電気鉄道、藤本産業、ブローバックが登壇。多様な人材の活用事例を紹介するとともに、今後持続的に発展していくために我々にいま求められていることについて議論する。 終了後は、参加企業やアジアの留学生などとの交流会も行う。 午後2時~4時45分、大商で。無料。定員200人。事前申込制。 【問合せ】国際部TEL6944・6400 |
9月にバングラデシュ視察 |
製造拠点としての魅力 現地人材の可能性探る 2都市で |
大阪商工会議所は9月8~13日、日本貿易振興機構(ジェトロ)大阪本部とともに、バングラデシュの最新ビジネス環境を探るビジネスミッション「バングラデシュ経済・現地人材視察団」を派遣する。共同団長は、森島弘光・大商国際ビジネス委員長(丸紅執行役員 大阪支社長)と村橋靖之・ジェトロ大阪本部長が務める。 バングラデシュは、南西アジアと東南アジア諸国連合(ASEAN)の結節点に位置しており、安定した経済成長、日本政府の支援により開発された経済特区(BSEZ)の開業などを背景に、従来盛んだった縫製業以外の製造業の進出先として期待が高まっている。加えて人口が1億7千万人を超える同国は、ITリテラシーと語学力の高い若年層を豊富に有しており、高度人材に加え、介護、農業、ビル清掃管理、建設など特定技能労働者としても日本企業からの注目が集まる。 同視察団では、首都ダッカと、国内第2のビジネス都市チッタゴンを訪ね、現地の製造拠点としての魅力、現地人材の可能性と潜在性について最新事情を視察する。 申し込みはホームページから8月9日まで受け付ける。定員は先着20人。 また、大商は7月4日、同国ビジネスセミナー兼視察事前説明会を開く。午後3時から、大商で。 【問合せ】国際部TEL6944・6400 |
若手が会社を越えて共創 |
プロジェクト 8月スタート 発想・企画力を習得 |
大阪商工会議所は8月~来年2月、「ツナガル若手共創プロジェクト」を全4回で開く。 近年、多くの企業が若手社員のモチベーションアップや離職防止に課題を抱えており、その改善策として、成功体験の積み上げや、若手同士の交流に注目が集まっている。 同プロジェクトは、所属企業の枠を越えて、20人の若手社員が検討テーマごとにチームを組む。定例会3回と自主活動による共創を通じて、イノベーティブな発想力や企画力、合意形成力などを身につける。来年2月の最終回では、大商の人材育成委員会の委員らの前で企画を発表。アドバイザーにはMarble Innovationの松尾久美子代表取締役が就く。各チームに方向性や進捗などを助言する。 8月21日、10月17日、12月10日、来年2月(日時未定)の全4回。1~3回は午後2~5時、大商で。対象は企業に勤める勤続3~13年程度の若手社員(おおむね35歳以下)。会員1人1万円、一般同3万円。1社2人まで、定員20人程度。事前申込制。 【問合せ】研修・採用支援担当TEL6944・6499 |
バイヤーへ直接売り込み |
大手流通業約60社が集結 |
大阪商工会議所は11月14日、大阪府立体育会館(大阪市浪速区)で「第28回買いまっせ!売れ筋商品発掘市」を開催する。このほど、販路開拓を目指す企業の参加申し込みの受け付けを開始した。 百貨店やスーパー、通販などの大手流通業のバイヤーが買い手企業としてブースを構え、そこに全国の中小製造業、卸売業が売り手企業として直接売り込みをかける形式の商談会。商談分野は、食品、食材(一次産品含む)、住・生活雑貨、衣料、家具、地域特産品など。売り込み型商談会としては日本最大規模。 今回は60社程度の買い手企業が参加予定。買い手企業の詳細や、仕入れ希望などは7月以降にホームページ上で順次公開する。 売り手企業の参加申し込みはホームページから先着順で受け付け。申込締め切り日は10月28日。定員1000人。参加費は会員1人9,000円、一般は同18,000円。 【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6440 |
モビリティ活用で課題解決 |
建設・インフラ管理業界の現場 |
大阪商工会議所は7月2日、新たなモビリティに関する最新情報や、モビリティを活用し事業課題の解決やビジネス創出の機会を提供する「次世代テックフォーラム モビリティクラスター」の2024年度第1回クラスター会議を開く。 今回は、「モビリティで建設・インフラ管理業界における現場の課題解決をめざす」をテーマに、「2024年問題」など、様々な課題に対する解決の手がかりを探る。 基調講演では、大林組の雑賀俊雄・ロボティクス生産本部技術開発部部長が建設業界全体が抱える課題やその課題解決に向けた取り組みの潮流、モビリティへの期待について解説する。 また、自社の技術や製品の用途を拡大し、モビリティによって、建設・インフラ管理現場の課題を解決した帝人とKDDIスマートドローンが事例紹介と協業提案を行う。最後に、ネットワーキングもある。 午後2時30分~5時30分、大商で。事前申込制。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
浮体式洋上風力発電 |
将来を展望 3社が事例を発表 |
大阪商工会議所は7月29日、新エネルギー分野での新たなビジネスの可能性を探る「次世代テックフォーラム 新エネルギークラスター」の2024年度第1回クラスター会議を開く。 今回は、「浮体式洋上風力発電」をテーマに、大阪大学大学院の柴田昌明特任教授が基調講演を行い、研究開発の最前線と実用化への道筋や課題について解説。また、現場の一線で活躍するアルバトロス・テクノロジーや住友電気工業、帝人が、風車の低コスト化や安定性向上への取り組み、部品・素材の開発状況を発表する。 パネル討論では、現場ニーズや他社との協業の可能性などを議論。風車の模型や部品のサンプルも展示する。ネットワーキングもある。 政府が掲げる2030年度の国産再生可能エネルギー比率目標の達成に浮体式洋上風力発電は欠かせない。同会議で、新ビジネス参入のヒントに。午後2~5時、大商で。事前申込制。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
第1回ビジネス講演会 |
災害大国ニッポンでの企業経営の在り方 |
昨今、自然災害による被害が後を絶たたない。普段から企業や企業経営者はどのように災害に備えておくべきかを福和伸夫・名古屋大学名誉教授が解説する。講演会後に、交流会(有料)も開催する。 日 時 8月28日(水)16:00~17:15 場 所 大阪商工会議所 参加費 無料 【問合せ】会員組織担当TEL6944・6990 |
あべのハルカス近鉄本店催事で 消費者の声を聞く機会 提供 |
大阪商工会議所は11月6~11日、大阪らしいライフスタイルの発信と関連産業の振興を目的に、大阪発のデザイン性が高いリビング製品や服飾雑貨、味わいのある食品を展示・販売する「大阪クリエイトフェア」をあべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)で開催する。 同催事を通じて、消費者の生の声を聞く場を提供することで、在阪の生活雑貨製造や卸売・小売・食品製造業者、大阪にゆかりのあるプロダクトデザイナーやクリエイターなどの販路開拓を支援する。 出品の対象製品は、生活用品、家具、ホームアクセサリー、ステーショナリー、家電、子ども用品、服飾雑貨、食品(その場で調理を必要とするものを除く)など。 開催概要、出展者募集に関しては詳細が決まり次第、ホームページに掲載する。 【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6493 |
マクロミクロ――「ガチャ」の言い分 |
人手不足が業種を問わず叫ばれるなか、企業にとって採用活動と同様に課題となっているのが、採用後の人材育成だ▼コストと時間をかけて採用したはずの人材が、部署や上司との相性が悪くミスマッチを起こす現象は古くからあったはずだが、新入社員目線では、これをカプセルトイになぞらえて「配属ガチャ」や「上司ガチャ」で「はずれ」を引いた、と表現される。配属先や上司が決まる前の不安を投影した言葉でもあるらしい▼今春から部下を持ち「ガチャ呼ばわり」される立場になった身としては複雑な思いだ。一方、不確実性に囲まれながら「ガチャ」という軽やかな言葉で自らの悲哀と折り合いを付けようとする若い人のセンスは、見習いたくもなる▼新入社員にとって「当たりしか出ないガチャ」がないように、企業にとって「採用・育成の絶対的な正解」はない。全ての若手社員にとっての「当たり」にはなれずとも、居並ぶカプセルの片隅でニコニコしながら、安易に他責に流れず、職場への責任も放棄しない、そんな「ご機嫌なガチャ」に徹することが、より良い人材育成への近道と信じたい。(まいど2号) |
◆個人情報の取り扱い
大阪商工会議所が主催するセミナーなどの参加申込書にご記入いただいた情報は、大商からの各種連絡・情報提供に利用するほか、講師には参加者名簿として提供します。 |
国内景気はプラス幅拡大 |
4~6月期 経営・経済動向調査 |
大阪商工会議所は関西経済連合会と共同で四半期ごとに実施している「経営・経済動向調査」の結果をこのほど、発表した。足元4~6月期の国内景気のBSI値(「上昇」と回答した割合から「下降」と回答した割合を引いた値)は12.1と、前回調査(9.2)からプラス幅が拡大。規模別では、大企業が25.9とプラス幅が拡大している一方で、中小企業はマイナス1.2とマイナスに転じた。 国内景気の判断理由として、中小企業からは、円安を背景とする原材料価格上昇に伴う値上げで購買意欲が減退しているなどの声があった。 足元4~6月期における自社業況の総合判断については、BSI値が1.5と、前回調査(3.5)からプラス幅が縮小した。規模別では、大企業が11.5とプラス幅を拡大した一方、中小企業はマイナス8.1とマイナス幅が拡大し明暗が分かれた。個別判断では、製・商品価格の足元のBSI値は26.1となり15期連続の上昇超過、雇用判断ではマイナス33.1と16期連続で不足超過となった。 価格転嫁について尋ねたところ、仕入れや物流コストなどが上昇した企業で、それらの上昇分の価格転嫁率が「50%以上」と回答した企業は46.1%となった。また、労務費が上昇した企業で、その上昇分の価格転嫁率が「50%以上」と回答した企業は30.2%となった。 調査は5月13日~27日、1533社を対象に実施し、339社から回答を得た。 【問合せ】企画広報室TEL6944・6304 |
東副会頭「来年度こそ着工実現を」 |
福井県北陸新幹線建設促進同盟会総会 |
福井県北陸新幹線建設促進同盟会の総会が8日、福井県敦賀市で開催された。同会には、会長を務める杉本達治福井県知事をはじめ沿線自治体の首長ら約170人が出席。大阪商工会議所からは、東和浩副会頭が来賓として参加した。 北陸新幹線は、今年3月に金沢・敦賀間が開業し、残る未着工区間は敦賀・大阪間を残すのみとなっているが、環境影響評価手続きの遅れなどにより、2023年度、2024年度と続けて着工が見送られている。 東副会頭は、来賓あいさつで「これまでの議論を経て決定した小浜・京都ルートの詳細と駅位置を確定し、来年度こそは着工を実現することがぜひとも必要であり、今年が正念場だ」と述べた。 また、同大会では、施工上の課題を早期に解決して(全線)開業までの期間を最大限短縮することや必要な財源の確保などを求める決議を全会一致で採択した。 【問合せ】地域振興担当TEL6944・6323 |
省エネ・省CO2セミナー |
最新情報と事例を紹介 7月12日 |
大阪商工会議所は7月12日、おおさかスマートエネルギーセンター、大阪府立環境農林水産総合研究所、大阪府みどり公社と共催で、「中小事業者のための省エネ・省CO2セミナー」を開く。 環境省近畿地方環境事務所がカーボンニュートラル分野の最新動向について、大阪府立環境農林水産総合研究所が中小事業者における省エネのポイントについて解説する。2021年度に「おおさか気候変動対策賞」を受賞した光明製作所が脱炭素経営の取り組みを紹介する。午後2~4時、大商とオンライン配信の同時開催。参加無料。事前申込制。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
チェンバーカレンダー 早期申し込みに割引 |
大阪商工会議所は、地方独立行政法人大阪市博物館機構の協力を得て、「チェンバーカレンダー(2025年版)」を販売している。 大阪市立美術館と大阪歴史博物館の所蔵品である葛飾北斎や長谷川等伯らの名画12点を掲載。「壁掛型」と「卓上型」の2種類があり、各種50部以上の申し込みで社名などの名入れ印刷が可能。会員限定で新規購入者は名入れ価格から5,500円(税込み)を割り引く。 8月8日までに申し込むと早期割引が適用され、会員向けの価格は50~199部の注文で、壁掛型760円、卓上型510円(税・送料込み)。部数に応じて価格が異なる。 【問合せ】会員組織担当TEL6944・6274 |
CHANGE FASHION チェンジファッション 大阪・関西万博に出展 <3> |
大阪文化服装学院: 繊維業界に新価値を提供 |
約50年前の大阪万博は、コシノジュンコ氏がデザイナーとして名を上げるきっかけになった。来年の大阪・関西万博でも新たなスターデザイナーが現れるかもしれない。 大阪文化服装学院(大阪市)は服飾専門学校で唯一、大阪ヘルスケアパビリオンに出展する。業界から「装飾による単純な足し算ではなく、新しいシルエットが創造できる」と評判のデザイン力で、国内外のコンテストで毎年受賞者を多数出す実力校だ。 特徴は製作技術とデザインのハイブリッド教育にある。日本の学校の多くは洋裁学校からスタートしており、国際的にも製作技術への評価は高い。同校では、これに加えて欧州の有力校出身の教員を5人配置し、世界基準のデザイン発想法を教授している。徹底的なリサーチから、デザインを組み立てる「センスだけに頼らない方程式」を学生たちは学ぶ。 同校の加藤圭太副校長は「若いクリエイターは新しい価値を生まなければ既存のアパレル企業やファストファッションには勝てない。高いクリエイション力によって繊維業界に新しい価値を提供し、適正な報酬を得る人材になってほしい」と期待を寄せる。 大阪・関西万博では、伝統的な黒染め技術や着物、自動車廃材、プリント生地などを扱う企業をリサーチし、学生が企画・デザインを担う。加藤氏は「学生はみんな『暑苦しいくらいモチベーティブ』。この夢の舞台で立ち向かい、チャンスを掴んでもらえたら」とほほ笑む。 【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6493 |
大商のがんばる会員さんを紹介します! |
■なにわのバトルエンターテインメントを通して、大阪の元気に貢献 大阪プロレス(城東区、大林賢将<ゼウス>代表取締役、https://www.osakaprowres.com/)は、大阪を拠点としてプロレスを興行し、大阪の盛り上げに貢献している。 1999年にスペル・デルフィン氏が設立。休止期間を経て、2022年にレスラーで代表も務めるゼウス氏が再始動を宣言した。現在は、魅力的なレスラーを抱えプロレス興行を展開しており、最近では大阪市生野区役所と連携協定を締結。まちの魅力向上にも貢献している。 定期的な大会のほか、地域イベントや企業の社内イベントなどにもレスラーを派遣。リングの組めない場所でもマットプロレス形式で盛り上げに貢献している。企業からのイベント依頼も受け付けており、スポンサーも募集中。 ■業歴70年超の鉄工所がたどり着いたベトナム人労働者の雇用 大福鉄工所(淀川区、大福豊社長)は1948年創業、耐熱鋳鋼品の加工メーカー。多種単品加工を得意としており、鉄工所としては珍しく大型の部品加工が多い。特殊な部品加工にも短納期で対応するため、忙しい日々の業務を15人の作業員が多能工で対応している。特筆すべきは、工場長を含めた作業員全員がベトナム人であるということ。離職率の低いベトナム人を優先採用する。日本語のみを話す大福社長も、多言語を使える作業員との打ち合わせで情報交換を行う。また、大福社長は「淀川異業種交流研究会」に所属、経営者同士の交流にも注力する。座学以外にも寄席や講談を見学、プロ野球観戦なども実施しており「他業種の社長と交流を深めたい、と考えている方は一度見学に」と語る。 |
大阪ガスと椿本チエイン |
7月9日 技術ニーズを発表 |
《 主な技術ニーズ(詳細は当日発表)》 大阪ガス(計23件) 技術開発テーマ: 柱・壁のコンクリート充填状況の可視化 用途開発テーマ: 電着塗装による「セラミックスコーティング」 事業共創テーマ: 安心・安全・便利な未来の日常を作る「既存事業領域」 椿本チエイン(計12件) 溶接に代わる接合技術 チェーンに使用可能なファインセラミックス コンベヤチェーンのワイヤレス測定技術 大阪商工会議所は7月9日、「MoTTo OSAKA オープンイノベーションフォーラム~【2社登壇】大阪ガスと椿本チエイン 技術ニーズ説明会」を開く。同フォーラムは、大企業の技術ニーズに対し、中堅・中小企業からの提案を募り、両者の連携による技術開発や製品・事業化を支援するビジネスマッチング事業。 今回は、大阪ガスと椿本チエインの2社が登壇し、中堅・中小企業との新たな技術連携に向け、同社製品に関する周辺技術のニーズを発表する。説明会終了後から8月23日まで、提案を受け付ける。 同フォーラムは2009年から実施され、これまでに延べ7909人が参加し、延べ1021件のマッチングが成立。中堅・中小企業のビジネス拡大や技術開発につながっている。過去の参加者からは、「大企業との共同開発に進む可能性が得られた」などの声が寄せられている。 午後2時30分~6時、大商とオンライン配信の同時開催。無料。事前申込制。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
5G活用した製品開発支援するラボ |
7月19日に見学会 |
大阪商工会議所は、大阪府、大阪市とともに「実証事業推進チーム大阪」を構成し、実証フィールドの調整や広報・PR協力などビジネス化までの一体的な後押しを行っている。 その一環として、支援機関の取り組みや支援メニューを紹介する「実証実験支援先見学会」を7月19日に開催する。 同見学会では、5Gを活用した製品・サービスの開発を支援するオープンラボ「5G X LAB OSAKA」を見学し、そこで生み出された製品・サービスのデモを体験する。また、同ラボを活用し、実証実験を成功させた事例の紹介、実証実験実施時に活用できる支援メニューなどを紹介する。 午後2時30分から。参加無料。定員20人。事前申込制。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
技術提案の要点解説 |
オープンイノベーション支援へ |
大阪商工会議所は7月26日、大企業と中堅・中小企業のオープンイノベーションを支援する「MoTTo OSAKAオープンイノベーションフォーラム」を開く。 大企業のオープンイノベーション経験者の立場から一般社団法人Japan Innovation Networkの松本毅常務理事が「大企業はここを見ている!中堅・中小企業が技術提案する際に留意すべきポイント」をテーマに解説。中堅・中小企業でオープンイノベーションを成功させた経験者の立場からショーワグローブの星野達也社長が「『オープンイノベーションの教科書』の著者が実際にオープンイノベーションをやってみて気づいたこと」をテーマに話す。 午後3~5時、大商とオンライン配信の同時開催。無料。事前申込制。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
SNS販促 |
タビオのコツ 8月2日 |
大阪商工会議所は8月2日、「売上アップにつながる企業X(旧Twitter)活用術~第1回販路拡大のためのデジタル活用セミナー&相談会」を開く。 SNSを導入する企業は増えているが、アカウントを作るだけになっていたり、思うように活用できていない企業も多い。同セミナーではSNS運用で実績を上げているタビオのSNS運用担当の中村寿史氏と田口裕貴氏がコツや経験談、得た効果などを講演する。 また、SNSマーケティングに役立つ分析ツールの活用についてSocialDogの担当者が解説。セミナー後に分析ツール導入の相談会も設ける。午後2~5時、大商で。無料。事前申込制。相談会は定員10社、相談時間帯は事前指定制。セミナーのみ、相談会のみの参加も可能。 【問合せ】流通・サービス産業部TEL6944・6440 |
事業承継・アトツギ・入門セミナー |
7月25日 中小企業対象に |
大阪商工会議所は7月25日、「事業承継・アトツギ・入門セミナー」を開く。これは、大阪府事業承継・引継ぎ支援センターが行う事業の一つ。 中小企業経営者の高齢化が進む中、「事業承継」は大きな経営課題となっている。 3つの事業承継とその課題、M&Aを検討する場合の留意点などについて、大阪府事業承継・引継ぎ支援センターの兼田亜貴統括責任者が解説する。また、一般社団法人ベンチャー型事業承継の大上博行事務局長がベンチャー型事業承継について説明する。事業承継に関心のある企業経営者、経営幹部、後継者候補が対象。 午後2時~3時30分、大商で。無料。定員60人。事前申込制。 【問合せ】事業承継・再生支援担当TEL6944・6257 |
健康経営セミナー |
個別相談会も実施 7月26日 |
大阪商工会議所、大阪府、全国健康保険協会大阪支部は7月26日、大阪府内の中小企業の経営者や人事労務担当者などを対象に、健康経営セミナーと個別相談会を開く。 女性のヘルスリテラシーについてINABA CLINICの稲葉可奈子院長が講演。また、産業医科大学産業生態科学研究所の森晃爾教授が成果が上がる健康経営の進め方について説明する。 個別相談会(現地のみの実施)では、中小企業診断士が相談に応じる。 午後2時~3時40分、グランフロント大阪 タワーC(大阪市北区)で。無料。定員は現地参加100人、オンライン参加500人。個別相談会は午後3時50分~5時5分、定員25社。事前申込制。 【問合せ】経営相談室TEL6944・6451 |
創業の進め方 |
計画書作成のポイント解説 |
大阪商工会議所は7月27日、大阪府内で創業を考えている方を対象に「創業の進め方セミナー」を開く。 講師は、数多くの創業支援実績を持つ中小企業診断士の永井俊二氏。創業の心構えから創業準備の手順、資金調達に必要となる創業計画書作成のポイントや具体的な資金調達方法などを説明する。実際に支援した事例から押さえておくべき創業成功のポイントなども解説する。また、創業に役立つ施策や開業・スタートアップ応援資金などの情報提供も行う。午後2~4時、大商で。無料。定員50人。事前申込制。 大商は創業支援セミナー、開業スクール、女性起業家カフェ(少人数制勉強会)の開催を通して、起業マインドの醸成、起業家同士のネットワーク構築など起業促進を支援している。 【問合せ】経営相談室TEL6944・6472 |
小規模企業共済 |
経営者のための退職金 |
「小規模企業共済」は、「年金だけでは不安」「老後資金を積み増ししたいがどういう方法があるのか」などの悩みに応える小規模企業経営者のための退職金制度(運営は中小企業基盤整備機構)。 掛金は年内に支払った全額が「小規模企業共済等掛金控除」としてその年の課税対象所得から控除(個人の所得控除)できるほか、共済金受け取り時にも、「退職所得扱い」(一括受取)や「公的年金等の雑所得扱い」(分割受取)となるため高い節税効果がある。 加入条件は、常用従業員が20人以下(商業・サービス業では5人以下)の個人事業主、その共同経営者、会社などの役員。 【問合せ】最寄りの支部または共済事業室TEL6944・6350 |
取引先の倒産リスクに備え |
経営セーフティ共済 |
「中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)」は、取引先の倒産により売掛債権などが回収困難となった場合の当面の資金繰りをバックアップする制度(運営は中小企業基盤整備機構)。 回収困難となった額と掛金総額の10倍(最高8,000万円まで)相当額のいずれか少ない額の貸付が無担保・無保証人で受けられる。 掛金は税法上損金(個人事業主は必要経費)算入できるが、2024年度税制改正により次の通り変更となった。 2024年10月1日以降に解約し、再加入する場合、その解約の日から2年を経過する日までの間に支出した掛金は損金または必要経費とならないので留意が必要。 【問合せ】最寄りの支部または共済事業室TEL6944・6350 |
売上債権保全制度 |
回収不能リスクに備える |
大阪商工会議所は、会員企業の売上債権回収不能リスクを補償する「売上債権保全制度」の加入企業を募集している。 同制度に加入すると、取引先の倒産や夜逃げ、3カ月以上の支払遅延で売上代金が回収できない場合、保険金(保証金)が支払われる。 中堅企業向けの取引信用保険のほか、昨年3月に開始した規模の小さい企業でも利用しやすい保証商品「債権まもるくん」がある。①中小規模の企業でも最大1億円の高額保証を得られる②経営を左右する高額債権から小口債権まで幅広く保証③対象債権は最低5社から任意選択でき、必要な分だけ加入可能④他商品では不足する上乗せ保証を確保できる場合がある――などの特長があり加入が相次いでいる。 企業倒産数が前年同月を上回る状況が続いている。自社の経営を安定させ、安心して新規取引を拡大させるために、ぜひご加入を。 【問合せ】共済事業室TEL6944・6352 |
文系でもわかる!統計学の基本 |
チェンバーカレッジ2024 |
大阪商工会議所が開講するチェンバーカレッジ(2024年度前期)第4回のテーマは「文系でもわかる!統計学の基本」。 企業が持つ大量のデータを経営戦略などに活かすためには、データ分析や統計学の知識が必要となる。しかし、数学用語が難しく、書籍などで独学するにはハードルが高いと感じる人も少なくない。今回は大阪公立大学大学院経済学研究科の鹿野繁樹教授が登壇。統計学に親しむ一歩として必要な知識や考え方について事例を交えて解説する。データから経済や社会を読み解く力を養うことが期待できる。 配信は8月21日~9月4日、ユーチューブで。無料。事前申込制。 【問合せ】研修・採用支援担当TEL6944・6499 |
大商ニュース「同梱サービス」 |
貴社の広告チラシを同封して配送します |
本紙「大商ニュース」に、会員の皆様の広告チラシを同封するサービス。 会員企業の経営者、経営幹部に配布しており、企業・団体のPRに最適。多くの情報を盛り込め、販路拡大につながると好評。新商品の案内やイベント、セミナー、展示会の案内などに利用できる。 なお、新入会員向け割引サービスとして、入会した年度もしくは入会した翌年度に1回限り、1割引の330,000円で利用できる。ぜひご利用を。 ◆配送先 大商の約3万会員 ◆利用料 363,000円(1回、1点当たり) ◆同封可能な形態 A4サイズの紙製(冊子形式でもA4サイズなら可)で20グラム以下。 封入物の内容については事前審査がある。 【問合せ】編集担当TEL6944・6324 |
大商ニュース広告 |
本紙「大商ニュース」は、広告を募集している(有料)。発行部数は、毎号36,000部。 大阪商工会議所の会員企業・特定商工業者の代表者あてに送付され、自社PRに最適。 掲載は原則、大商会員に限る。 【問合せ】編集担当TEL6944・6324 |
会員限定「パンフレットラック広告サービス」受け付け中 |
大阪商工会議所は、大商ビル1階玄関ロビーに事業や商品、講演会などのパンフレットを陳列できる会員限定の「パンフレットラック広告サービス」を提供している。 利用期間は1枠につき、4週間5,500円(最長24週間)。同時に2枠まで申し込み可能。 利用手続きは次の通り。①専用ウェブサイトから利用状況を問い合わせ②利用申込書を提出③パンフレットを設置④利用終了後に利用料を支払う。 【問合せ】管理担当TEL6944・6268 |
大商ニュース「会員情報プラザ」掲載のご案内 |
大阪商工会議所の会員企業による自社PRコーナーです。1年度(4月~翌年3月)中に1回限り、無料でご利用いただけます。 【問合せ】編集担当TEL6944・6324 |
優良商工従業員表彰 |
利用者の声 |
■人材育成に表彰を活用 富士電波工業 推薦者: 従業員の功績を称える 富士電波工業 社長 横畠 俊夫 さん 被表彰者: 後進の指導に一層励む 富士電波工業 上林 康男 さん 大阪商工会議所は、「2024年度優良商工従業員表彰」被表彰者の推薦を受け付けている。 2023年度、優良商工従業員表彰を活用した富士電波工業を紹介する。 同社は、大阪市淀川区に本社を置き、工業用電気炉(高周波加熱装置、抵抗加熱式真空炉など)の製造・販売などを行っている。 2023年度は同社から1人の従業員が永年勤続優良従業員表彰を受賞した。 同社の横畠俊夫社長は、「当社ではこの表彰に毎年、従業員を推薦しています。卓越した技能や真面目な勤務態度で永年貢献してくれている従業員の功績を称えたいという思いで、他の模範に相応しい人を取締役会で選定しています。社内にも永年勤続表彰制度がありますが、この表彰は特別感があるので今後も引き続き活用したいです」と語る。 2023年度永年勤続優良従業員表彰を受賞した同社の上林康男さんは、37年以上勤続しており、「被表彰者の代表として謝辞を述べるのはとても緊張しましたが、貴重な経験となりました」と振り返る。「社内情報システムやISO認証対応などバックオフィス業務に携わっており、部下にどうやって知識を伝えていくか、日々模索しています。今回の受賞を機に、さらに後進の指導に励みたいという気持ちが強くなりました」と語った。 ■式典は11月11日 大商会頭名で表彰 大阪商工会議所の優良商工従業員表彰は1970年に創設され、被表彰者は累計2万1341人(前年度208人)に上る。多数の利用企業から、社員の「励みになる」「定着につながる」と好評を得ている。 表彰は「永年勤続優良従業員表彰」(勤続満25年以上対象)、「中堅優良従業員表彰」(同10年以上対象)、「年度最優秀従業員表彰」(同3年以上対象)の3種類の区分。いずれも大阪府内の勤務経験は不問。 式典は11月11日午前に大商・国際会議ホールで開き、大商会頭名の表彰状が授与される。 推薦書の提出期限は8月23日。推薦書式は大商ホームページからダウンロードできる。推薦分担金は22,000円(1人当たり、記念品代などに充当)。大商会員限定。 【問合せ】研修・採用支援担当TEL6944・6421 |
マレーシアBtoC市場を解説 |
コクヨが進出事例紹介 |
大阪商工会議所は7月30日、「日本アセアンビジネス促進プラットフォーム」事業として、消費拡大が目覚ましいマレーシアの一般消費者向け(BtoC)ビジネス市場を紹介するセミナーを開く。 マレーシア日本人商工会議所の田中大輔前事務局長が、同会議所を紹介した後、日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール事務所の都築佑樹ディレクターが、現地市場の概況やトレンドについて、食品業界を中心に解説する。 コクヨの現地担当者が、今年5月にクアラルンプールに開店した東南アジア初となる同社文具の直営店「Campus STYLE the Starling」や現地進出などについて講演。また、大商が8月19日に開く「マレーシアオンライン視察会」の概要も説明する。 午後3時~4時15分、オンラインで。無料。事前申込制。 【問合せ】国際部TEL6944・6400 |
英国の新興6社がピッチ |
XR、製造DXなどの分野 |
大阪商工会議所は7月10日、「GIFミートアップ・英国編」を開く。 大商と協力覚書を締結し、英国内の商工会議所の日本窓口の役割を担うテムズバレー商工会議所連合が推薦する英スタートアップ6社(予定)が登壇。 各社は、日本企業との協業や日本進出に意欲があり、自社の技術やサービス、希望する協業内容などについて発表する。製造・設計のオンライン開発支援ツール、ビッグデータを駆使した最新サプライチェーンマネジメント、歩行障害のリハビリ・回復プラットフォームなど、多様な分野から参加する。 同時通訳付きのため、日本語での質問が可能。午後5時~6時30分、オンラインで。無料。事前申込制。 【問合せ】国際部TEL6944・6400 |
インド新興6社が登壇 |
日本企業との連携ニーズ発表 |
大阪商工会議所は7月30日、インドの医療、エネルギーなど先端分野のスタートアップ6社と日本企業との連携を促すビジネスマッチングを開く。 大商が独立行政法人国際協力機構(JICA)やインド政府と連携し、遠隔医療ソリューションやエネルギー貯蔵インフラの爆発防止システム、e-VTOL(電動垂直離着陸機)シミュレーターなど、高度な技術を有するスタートアップを選定。日本市場の開拓や日本企業との技術連携などに向けて自社の技術やサービスの強みを発表する。連携を希望する在阪企業には、後日個別面談の機会を提供する。 インドは、2025年には日本の国内総生産(GDP)を上回ると予測され、ユニコーン企業の輩出数では米国、中国に次ぐ世界第3位となるなど、次代の市場として注目されている。 午後1時30分~5時10分、オンラインで。無料。逐次通訳あり。事前申込制。 【問合せ】産業・技術振興担当TEL6944・6300 |
技術流出防止へ |
安全保障貿易管理セミナー |
大阪商工会議所は7月12日、「厳罰法制あり!安全保障貿易管理体制セミナー【初級編】(経済産業省が実施する中小企業等アウトリーチ事業)」を開く。 一見、軍事転用とは無関係に思える技術や製品でも、大量破壊兵器などの開発に使用された場合、当該企業は法令上罰せられる可能性がある。 セミナーでは安全保障貿易管理の重要性や社内での輸出管理体制整備など取り組むべきポイントを解説する。終了後は、中小企業を対象に輸出管理体制構築の専門アドバイザーとの個別相談(1社15分、要予約)を実施。午後1~4時、大商会場とオンラインで。無料。定員100人。事前申込制。 このほか、体制構築支援に向けた個別相談や専門家派遣、社内セミナーの開講などの輸出管理体制構築を支援している。 【問合せ】国際部TEL6944・6411 |
「デザイン思考」生みの親が出講 |
「問いを立て、解決策の具現化を」 |
大阪商工会議所は3日、「ニッポン・中小企業のためのデザイン思考」セミナーを大商で開き、中小企業経営者ら127人が参加した。 まず、「デザイン思考」の生みの親であるKESIKIの石川俊祐氏が登壇。「これからの時代に他社と差別化を図るには、データやすでに表層化されたニーズではなく、ユーザーがまだ言語化できていないニーズを見つけ、問いを立て、解決策を具現化することが必要だ」と述べ、ビジネス課題の創造的解決を試みる「デザイン思考」を活用した新ビジネスの創造について解説した。 その後、脱アパレルを宣言し「子どもの可能性をクリエイトする」企業に組織変革したファミリアの岡崎忠彦社長、技術とデザインを掛け合わせたつっぱり棒で新たな市場を開拓する平安伸銅工業の竹内一紘常務が、一人ひとりが自ら行動する社内文化づくりや、多様性を重視した顧客体験のデザインとファンづくり、10年後を見据えた新事業の重要性を話した。 参加者からは「自社がこれから進みたい方向性を考えるときに、デザイン思考を取り入れたい」などの感想が寄せられた。 【問合せ】経営相談室TEL6944・6472 |
女性の起業を促進 |
セミナー・交流会に160人 |
大阪商工会議所は1日、女性の起業促進、女性起業家の中長期的なキャリア形成支援を目的に、ロールモデルとなる先輩女性起業家を招いたセミナー・交流会を開き、熱量が高い起業家と起業予備軍160人が参加した。 社会課題をビジネスで解決する連続起業家で、「ロスゼロ」を創業した文美月氏をはじめ、大商の「第1回活躍する女性リーダー表彰」を受賞したJUMPSの石原由美子代表取締役、大商「IT・アプリ導入サポートデスク」コーディネータの橘明日香氏、ラトビア・ヘイズの谷本瑞絵代表、あんだんてBeautyの小林直美代表ら起業家が、自身の経験を踏まえた上での起業成功の秘訣を話した。 参加者からは「これだけの女性が起業に関心を持ち、前向きな人が大阪にいることが印象的だった」などの声が寄せられた。 大商は引き続き、女性起業家を対象とした少人数制の勉強会を、年4回開催するなど、商いの町・大阪で、女性起業家のエンパワーメントの推進に取り組んでいく。 【問合せ】経営相談室TEL6944・6472 |
いいもの扱う20者集合 |
千人以上が買い物 |
大阪商工会議所南支部(支部長=秋田拓士・近鉄百貨店会長)は8日、「逸品マルシェ@あべの・天王寺」をJR天王寺駅公園口で開いた。 このイベントは、年に2回、南支部管内で実施する販売促進イベント。小規模ながらこだわりの逸品を取り扱う小売店に出店機会を提供し、ニーズ把握や価格設定の妥当性など、顧客の購買行動を検証してもらうことが目的である。 コロナ禍最中の2020年に始めたこのイベントは、当初出店者集めに苦労したが、5回目となる今回は募集開始と同時に20者が集まった。イベントを周知するためのチラシ配布のみならず、近隣商店街と連携し、相互に送客し合う仕組みを構築してきたことなどが奏功した。 当日は天候にも恵まれ多くの来場者でにぎわった。1千人以上の購買があり、出店者の売り上げ向上に寄与した。 【問合せ】南支部TEL6771・2211 |
インターンシップ研修に大阪企業家ミュージアムを |
大阪企業家ミュージアムは、大阪を舞台に活躍した企業家の高い志、チャレンジ精神、創意工夫などの「企業家精神」を伝える施設。「仕事とは」「働くとは」を考える機会を提供するとともに、業界についても学べる。 10人以上の団体で申し込むと、スタッフが企業家精神の説明と館内を案内する。貴社のインターンシップ研修に活用を。 会員1人200円、大学生は同100円。事前申込制。 【問合せ】大阪企業家ミュージアムTEL4964・7601 |
天神祭 ご協賛お願い |
大阪の夏の風物詩「天神祭」が7月24、25日の2日間にわたって、盛大に執り行われます。 日本三大祭りの一つとして大阪が全国に誇る天神祭の渡御行事を支援するため、今年も会員の皆様にご協賛をお願いいたします。 【協賛金】1口1万円から 【目標額】2,600万円 【受付締切日】7月31日 【問合せ】地域振興部内「天神祭渡御行事保存協賛会係」TEL6944・6323 |
2025年日本国際博覧会 大阪ヘルスケアパビリオン REBORN |
“「人」は生まれ変われる” “新たな一歩を踏み出す” |
大阪府、大阪市は、大阪商工会議所、関西経済連合会、関西経済同友会、協賛企業、協力機関(大学、公的機関)とともに、「2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会」を組織し、大阪・関西万博に「大阪ヘルスケアパビリオンNest for Reborn」を出展します。同パビリオンでは、「REBORN」をテーマに、「いのち」や「健康」の観点から、子どもから大人までが楽しみながら、ミライの大阪の可能性を感じることができる展示体験を提供します。 大阪ヘルスケアパビリオンは、大阪・関西万博の開催目的を踏まえ、オール大阪の知恵とアイデアを結集させ、訪れた人々が「いのち」や「健康」、近未来の暮らしを感じられる展示を実現します。また、大阪という都市の活力・魅力を世界のより多くの人々に伝えていきます。 同パビリオンは、大阪メトロ中央線・夢洲駅直結の東ゲートに近接する好立地。規模は日本館に次ぐ大きさで、万博期間中には約280万人の来館を想定しています。有機的に重なり合う楕円の展示エリアが特徴で、ユニバーサルデザインに配慮したゆるやかなスロープで、ひとつながりの回遊性を生み出します。 出展参加のテーマ「REBORN」には、“「人」は生まれ変われる”、“新たな一歩を踏み出す”という意味を込めています。 誰もがわくわくしながら、驚きや新たな発見に満ちた感動が味わえるとともに、参加型のパビリオンとして、体験や共創を通じて、深く心に記憶され、新たな行動につながるようなパビリオンをめざします。 ■2025年大阪・関西万博開催概要 1.テーマ: 「いのち輝く未来社会のデザイン」 2.コンセプト: People's Living Lab(未来社会の実験場) 3.開催期間: 2025年4月13日(日)~10月13日(月)の184日間 4.開催場所: 大阪 夢洲(ゆめしま) ■REBORN体験ルート(予約): 「ミライの自分」に出会う 「REBORN」をテーマとする大阪ヘルスケアパビリオンのメインとなる展示が、「REBORN体験ルート」です。現在のあなたのパーソナルヘルスレコード(PHR:個人の健康などに関する情報)から生成される「ミライの自分」が、様々な未来のヘルスケアや都市生活を通して、REBORN(生まれ変わり)を体験できます。 この体験ルートは、事前予約が必要です。万博入場チケットをご購入後、大阪ヘルスケアパビリオンへの入館を予約し、公式アプリ・ホームページから、体験ルートに必要な事前情報を登録します。 ①アトリウム REBORN体験者は、ここでブリーフィングを受け、個人を認識する体験用バンドを受け取ります。 ②PHRポッド REBORN体験者は1人ずつPHRポッドに入り、PHRデータを測定します。心血管・筋骨格・肌・髪・脳・視覚・歯などに関するデータの測定を検討しています。 ③リフトライド リフトライドでは、壁面に、未来の大阪の風景が映し出され、未来都市の眺望を楽しみながら、2階に進みます。 ④ミライの自分 PHRポッドで測定したデータをもとに、REBORN体験者の25年後の姿として、アバター生成された「ミライの自分」と出会う体験ができます。 ⑤ミライのヘルスケア 栄養・身体・心に関する様々なヘルスケア体験を提供します。ここでの体験は、後のREBORN(生まれ変わり)に影響します。 ⑥ミライの都市 2050年ごろを想定したミライの都市をテーマとした様々な体験展示が楽しめ、最後に生まれ変わった「ミライの自分」のアバターとフィナーレを迎えます。 ■REBORN体験ルート以外のゾーン・展示(本館棟) ⑦展示・出展ゾーン(中小企業・スタートアップ) 大阪の優れた中小企業・スタートアップの技術・サービスを展示します。大商や大阪産業局、金融機関などによるリボーンチャレンジ(中小企業・スタートアップを支援する事業企画)が週替わりで展開され、約380社が出展します。 ⑧ミライの大阪の食・文化 大阪産(もん)の活用など、大阪の豊かな食文化・新たな食文化を発信します。様々なフードやドリンク、物品が販売されます。 |
2024.06.26 Copyright(C) 1996-2024大阪商工会議所 |