〜積極果敢なチャレンジと改革の断行を〜 | 平成20年1月1日 |
謹んで新年のお祝いを申し上げます。 昨年の日本経済は、輸出と設備投資を牽引役として、確かな足取りで拡大を続け、新たな成長局面へと踏み出しました。しかし、原油価格の高騰や住宅着工の急減、株安・円高の進行など、予想外のリスクに見舞われ、先行きの不透明感も顕在化しました。 さて、本年の我が国経済を展望すると、引き続き企業・輸出部門が好調さを堅持し、緩やかながらも拡大基調が続くものと思われます。しかしながら、国内外のリスクは早々に解消するとは考えられず、国民の将来に対する漠然とした不安感を早急に払拭することが必要です。そのためには、我が国の成長路線を確固たるものとすべく、政治・経済・経営の全ての分野において、スピード感を持って改革を断行するとともに、リスクに対して恐れず、遁げずに向き合い、積極果敢にチャレンジしなければなりません。本年は、「リスクに怯まず果敢にチャレンジし、改革の手を緩めない年」にしていきたいと存じます。 そうした中、このほど、大阪商工会議所においては、大阪・関西経済の活性化、地域の賑わい創りを目指した当地の成長戦略である「大阪賑わい創出プラン」に基づき、2008年度から取り組む「第2次アクションプラン」を策定しました。今年度で終了する「第1次アクションプラン」の成果や課題、環境の変化を踏まえ、スクラップ&ビルトの視点でラインナップを見直したものであり、今後、34のアクションプランを推進してまいります。 こうした大阪商工会議所の事業を実効あるものとするためには、会員の皆様の積極的なご参画が不可欠であります。大阪商工会議所は、本年も会員の皆様とスクラムを組んで、地に足の着いた活動を着実に進めるとともに、地域や企業からの幅広いご支持を得られる「なくてはならない」経済団体となることを目指し、積極果敢にチャレンジしてまいります。 皆様方には、一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 |
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