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平成19年12月20日

平成20年度国家予算 財務省原案に対するコメント

 

 

大阪商工会議所 会頭  野 村 明 雄


厳しい財政事情の中、事業承継の円滑化などの中小企業関連予算や、企業の成長力強化に資する科学技術振興予算の充実が図られたことを歓迎する。
 
また、国際貨物のハブ空港を目指す関空にとって、二期島・貨物地区の整備事業費が認められたことは極めて大きな前進だ。連絡橋の国による買い取りも、通行料の値下げや関空会社の経営基盤強化につながるものと評価したい。
 
一方、社会保障などの分野で改革後退の兆しが見られることを懸念している。政府は、2011年度のプライマリーバランス黒字化に向け、財政健全化と経済成長の加速を車の両輪とする方針を引き続き堅持されたい。
 
以上

2007.12.21更新
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